鳥居善太郎議長 殿
東大阪市議会議員報酬2割削減を求める要望書
新型コロナウィルス感染症は日増しに増加の様相を見せている。
政府の緊急事態宣言を受け、大阪府においては令和2年4月7日に
緊急事態宣言措置をまとめ、府内全域で平日・休日を問わず不要不急の
「外出の自粛」と「イベントの開催の自粛」を求めた。
さらに、4月14日からは遊興施設や運動施設、遊技場などに対し5月
6日までの休業要請がなされた。感染の状況が刻々と変化し、東大阪市民の暮らしにも深刻な影響を及ぼしている。こうした中、東大阪市議会議員は市民から負託を得た代表であり、だからこそ市民と気持ちをひとつにすることは至極当然である。
国会においても、国民と気持ちを一緒にするのが大事なことだとして、議員歳費を当面1年間、2割削減することで与野党が合意した、という報道がなされている。
本市においても4月15日に野田市長が「痛みを分かち合わなくてはならない」として来年3月までの給与2割削減を表明した。
いま本市の議員報酬については「東大阪市特別職の議員報酬等審議会」が開催され議論がなされている。しかしながら、新型コロナウィルス感染症により、東大阪市においても未曽有の危機状態であり、二元代表制であるとはいえ、市長・議会が一致団結、気持ちを一にし、一丸となってこの危機を乗り越えなければならない。
鳥居善太郎議長におかれましては、国会や野田市長と同様、市議会議員
報酬2割削減の条例案を市議会としてまとめていただき、早急に臨時会が開催されるべく先導して頂くことを強く要望する。